ライトボックス 自作

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自作の撮影ブースの構造をくわしく。

まずは、横方向を照らすライトボックスです。

ひとつのボックスに2灯設置してます。

屋外用の防水仕様の「LED投光器」として売られており、見た目からして 相当 強い光 を投げそうですが、10ワットなのでそれなりです。
手前が上側から吊って、奥が下側に固定し、それぞれ箱底面の中心に向けています。

ホームセンターでは、1基 5千円弱 で売っているのを見たことありますが、ネットでは、1500円前後でした。
メーカーや取扱い業者によっては、色味の違いや耐久性など、アタリハズレがあるので、国内業者&国内発送かつ、評価がそれなりの業者を選びましょう。

本体カラーについてですが、このタイプでは「黒色」の製品が多い印象を受けます。
撮影対象への色映りを考えるとやはり理想は「白色」でしたが値段的に「灰色」のタイプを選択。

肝心の 光の色 は当然「白色」です。
・・・白色でもいろんな色味があり、同じ仕様の製品でもメーカーごとに微妙に違うのが現実です。
「電球色」「昼光色」「昼白色」のうち、青みがかった「昼白色」です。
「昼白色」の目に見える問題点といえば、黄色の彩度が落ちるのですが、そこはフォトショップでの補正で対処。

逆に、昼光色の数を多くすると、撮影対象ばかりでなく、画面全体が黄色っぽくなる事があり、その場合フォトショでの修正も難度が高いように思います。

白背景のブツドリの理想からいえば、
撮影対象には自然光に近い「昼光色」を当て、
背景には青みがかった「昼白色」を当てたいところ・・・
ですが、そこにこだわるとやはり本格的な照明器具が必要になってきます。
ここでは今後のバージョンアップの課題という事になります。

投光器の固定は、超特大 5センチ厚対応のダブルクリップで挟むだけ。

ネットでも売ってますが、100円ショップのほうが安かったです。

スチロール箱のサイズは、

長さ: 外寸 550mm、内寸 500mm
幅: 外寸 440mm、内寸 390mm
高さ: 外寸 210mm、内寸 165mm

冷凍ガニ、鮮魚、お菓子、ケーキの梱包・出荷用との事。


 

次に上から下を照らすライトボックスです。

箱の外側に、黒い本体カラーの投光器がありますが、
これは壁から垂らし床に張った白背景を照らす補助ライトです。
ダブルクリップを差し込む為にスチロール箱を削っていますが、加工したのはここだけです。

サイドのライトボックスの光だけだと、背景からの光は、構造上「反射光」のさらに奥側の「反射光」となる為、
撮影対象が白色の場合「白色」の強さが落ちる状態になり、撮れた画面全体が灰色になったりします。
(※撮影対象が白じゃなかったり、白背景でない場合は消灯して撮影します。)

ちなみに、背景はホームセンターで見つけた建築リフォームなんかで使う壁紙です。
(裏面は水で濡らすと粘着するアレです)
基本となる白色なので、実際の色味、ツヤ無し、など現物確認しで買うほうが良いでしょう。

2つのクリップライトは、元々、手持ちのライトなので、現在、同じものを見つけるのは困難かもしれません。
昼光色の電球型LEDライトを使う目的でしたが、スチロール箱に反射させると、昼白色に近い色に変わっている気もします。
無ければ上で紹介したサイドのライトボックスで使ったLED投光器でもいいかもしれません。

スチロール箱のサイズは、

長さ: 外寸 1003mm、内寸 943mm
幅: 外寸 330mm、内寸 275mm
高さ: 外寸 163mm、内寸 135mm

水抜き穴がある「ブリ箱」です。


 

スチロールボックスの底面は、意外にツヤがありハイライトが気になったので、
100円ショップで入手した障子紙を張り付けてツヤを無くしています。
ガムテープなどで薄皮一枚を剥がすのも有効です。

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